Unity では Google Play Games for Unity のように unitypackage ファイルをエクスポートすることができる。この方法を用いることで多言語化の対応や Google Play Games のサインインスクリプトなどを流用できるようになる。今回は unitypackage ファイルのエクスポート方法についてまとめる。
1.unitypackage のエクスポート方法
unitypackage のエクスポートについては公式サイトに方法が記載があったためそれを参考に進めていく。
ゲームを作成する際、Unity はアセットに関する多くのメタデータを格納します (インポート設定、その他のアセットへのリンクなど)。アセットを異なるプロジェクトに移したい場合、特定の方法があります。次の方法で、この情報をすべて保ちつつ、プロジェクト間でアセットを簡単に移動できます。 パッケージの出力 - Unity マニュアル - docs.unity3d.com |
2.unitypackage をエクスポートする
unitypackage をエクスポートするためには上部メニューの [アセット] > [パッケージをエクスポート] から行うことができる。
[パッケージをエクスポート] をクリックすると以下の画面が表示されるので、必要となるファイルを選択していく。今回は Google Play Games のログインと多言語化に関するものを選択し、右下の「エクスポート」ボタンをクリックするとファイルのエクスポート先を選択する画面が表示されるので任意のファイル名で出力する。これで unitypackage ファイルが出力される。
3.出力した unitypackage ファイルをインポートする
unitypackage のインポート方法については以下の記事にてまとめているので簡単に解説させていただくことにする。
TapTapTap!!!(15)~ゲームのビルドを行う~では Google Play に公開するようのプログラムをビルドした。今回は Google Play 上で実績およびランキング機能を実装するためにGoogle Play Servicesをインポートしようと思ったがエラーになった。 TapTapTap!!!(16)~Google Play Services がインポートできない~ | StudioFun - StudioFun |
[アセット] > [パッケージをインポート] > [カスタムパッケージ] をクリックし、先程出力した unitypackage を選択する。インポートするデータを選択することで今まで作成したデータを再利用できるようになった。