Google Play Games へのログインスクリプトを最小で実装して動作の確認を行う。正しくスクリプトが作られていれば問題なく Google Play Games へのログインが行えるようになるはずだ。
1.プロジェクトを作成する
プロジェクトの作成は以前に記事を作成しているためこちらを参照してほしい。
Unityでゲームを開発する(1)~Unityのインストール方法~ では Unity のインストールまで行った。今回はUnity のプロジェクトを作る。 Unityでゲームを開発する(2)~プロジェクトを作製する~ | StudioFun - StudioFun |
2.GooglePlayGamesPlugin をインポートする
インポート方法については以前に記事を作成しているためこちらを参照してほしい。
TapTapTap!!!(15)~ゲームのビルドを行う~では Google Play に公開するようのプログラムをビルドした。今回は Google Play 上で実績およびランキング機能を実装するためにGoogle Play Servicesをインポートしようと思ったがエラーになった。 TapTapTap!!!(16)~Google Play Services がインポートできない~ | StudioFun - StudioFun |
また、インポートしているプラグインは以下を使用しているので、試してみたい方はこちらからダウンロードしてほしい。
https://studiofun.site/GooglePlayGamesPlugin-0.9.39.unitypackage
3.スクリプトを作成する
スクリプトについては本当に最小の構成で行う。内容にとしては Google Play Games にログインする。
[cce_csharp]using UnityEngine; using GooglePlayGames; using GooglePlayGames.BasicApi; public class Main : MonoBehaviour { /// <summary> /// 開始時に実行する /// </summary> void Start() { Debug.Log("Main::Start - Start"); PlayGamesClientConfiguration config = new PlayGamesClientConfiguration.Builder().Build(); PlayGamesPlatform.Activate(); PlayGamesPlatform.InitializeInstance(config); PlayGamesPlatform.DebugLogEnabled = true; SignIn(); Debug.Log("Main::Start - End"); } /// <summary> /// Google Play Games へのサインイン /// </summary> private void SignIn() { Debug.Log("Main::SignIn - Start"); Social.localUser.Authenticate((bool success) => { if (success) { Debug.Log("Success"); } else { Debug.Log("Failre"); SignIn(); } }); Debug.Log("Main::SignIn - Start"); } }[/cce_csharp]
4.ビルドして Google Play にアップロードする
ビルドの方法については以前に記事を作成しているためこちらを参照してほしい。
TapTapTap!!!(14)~Google Play に開発者登録する~では Google Play の開発者登録を行った。今回は Google Play に公開するようのプログラムをビルドしていきたいと思う。1.作成したゲームのビルド設定を行うビルドは人間が作ったスクリプトを機械用に変換することだ。このビルドの設定は > から行っていく。 ビルド設定画面の表示 をクリックすると以下の画面が表示される。この画面の下部の「Player Setting」をクリックする。 ビルド設定画面クリックするとプレイヤーセッティング用の タブが表示される。ここで重要と... TapTapTap!!!(15)~ゲームのビルドを行う~ - StudioFun |
また、Google Play にアップロードする方法についても以前に記事を作成しているためこちらを参照してほしい。ただし、今回はログインのテストを行うためアルファ版にアップロードする必要がある。
TapTapTap!!!(22)~Unity を使って keystore を発行する~ 調査を進めたところ、Unity でもkeystore を発行できるらしいので今回は、Unity 用いて keystore を発行できることがわかった。今回はこれらを使って TapTapTap!!! をテスト用に公開する。 TapTapTap!!!(23)~Google Play コンソールにテスト用公開する~ | StudioFun - StudioFun |
アップロードが完了したら、[リリース管理] > [アプリの署名] で「アプリへの署名証明書」と [ゲーム詳細] 下部の「API コンソール プロジェクト」> [認証情報] > [APIキー] および[OAuth 2.0 クライアント ID] の SHA-1 フィンガープリントが一致していることを確認する。
その後、Google Play コンソールの [ゲームサービス] > [テスト] でアルファ版およびベータ版を有効にする。
5.実機で動作確認する
サインインが行われた。