ソード・ワールド の面白さとは

北沢慶様、グループ SNE 様のソード・ワールドは私がものすごくハマったゲームの一つである。StudioFun(スタジオファン)製のゲームに活かしていきたいと思う。

ソード・ワールドはニコニコ動画にて見つけた TRPG の一つであり、今でも友人たちと一緒にプレイしているゲームの一つである。そこで、北沢慶様、グループ SNE 様のソード・ワールドの面白さを項目にあげて詳細を見つめていきたい。

1.TRPG とは

日本ではマイナーな部類となる TRPG のことについてご存知ない方もいると思うので、簡単な解説をさせていただくことにする。TRPG はテーブルトークロールプレイングゲームの略称である。

名前の通り、「トーク」を用いて「ロールプレイング」をする「テーブルゲーム」であり、テーブルゲームにはカードゲームや双六、麻雀などがある。テーブルゲームの一つのジャンルとしてロールプレイングゲームというジャンルがあると思っていただければ良いと思う。ロールプレイングゲームといえば、日本では一般的にテレビゲームやスマホゲームの ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどが有名だと思う。

これらの RPG は TRPG をテレビやスマホゲームに移植したものと考えるとわかりやすい。

基本的に RPG では「ソフトウェア」がゲームの進行を行い、敵モンスターの出現やシナリオを進たりする。そしてプレイヤーは主人公やキャラクターとして「ソフトウェア」が出現させたモンスターを倒したり、シナリオを進めていく。

TRPG では「 GM(ゲームマスター)と呼ばれる人」がゲームの進行を行い、敵モンスターの出現やシナリオを進めたりしていく。そしてプレイヤーは主人公やキャラクターとして「GM」が出現させたモンスターを倒したり、シナリオを進めていく。

簡単な式にすると「ソフトウェア」=「GM」ということである。もちろん「GM」は人が行っているので「ソフトウェア」とは異なり、プレイヤーの行動によってシナリオはプレイヤーの行動に合わせたシナリオにどんどん進化していくのだ。

2.プレイヤーによって進化するシナリオ

ソード・ワールドのみにかかわらず TRPG 全般に言えることではあるのだが、一番おもしろいところはこのプレイヤーによってシナリオが進化していくところにあると思う。RPG では決められたシナリオに沿って行動しなければ次に進めなかったり、バットエンドになってしまうことがある。

TRPG はこの制約はほとんどないと言ってもいい。例えば GM の決めた、『拐われた姫を救出する』といったシナリオがあったとする。この時、プレイヤの行動が「敵を正面突破する」や「隠れて姫のみを救出する」、「陽動組と隠密組に分かれて行動する」など様々な方法を取っても問題はない。この自由度が TRPG の一番の楽しさにだと思う。

3.プレイヤーがキャラクターを育てることでの愛着

RPG ではプレイヤーの成長はほとんど決められてしまっている。例えば、「剣士」であればどうあがいても「剣士」の役割以外に成長することは難しいし、「僧侶」も同様に「僧侶」ならざるを得ない。

しかしながら、ソード・ワールドではどのように成長するかをプレイヤーがある程度自由に決めていくことができる。「剣士」から魔法を使う「魔法剣士」に成長させてもよいし、「剣士」として一本成長させていくこともできる。こういった自由度があるということは逆に言うと RPG ではソフトウェアが管理していた情報を人が管理しなければならず情報量が多くなってしまうのだが、この情報量の多さが愛着をもたせる一つの要因となっている。たくさんの情報があるからこそ、プレイヤーはこのキャラクターをどのように成長させようかと考えていくのである。

また、RPG ではチームをコントールするということになってしまうのがほとんどではあるが、この情報量の多さからプレイヤーは基本的に一人のキャラクターを演じる事となる。この一人のキャラクターに成りきれるというのも TRPG の面白さであろう。

4.プレイヤー同士、GMとの相談

ここでも TRPG の面白さとなってしまうが、基本的に TRPG は一人でやるものではない。最低でも GM と プレイヤーの2人は必要となる。ここで出てくるのが「トーク」という要素である。GM と「ここのでどんな事ができるのか」、「ここにはどんな物があるのか」、「こんなことをしてもよいか」などの確認を行ったり、プレイヤー同士で「誰が前線に出るか」、「回復を使うタイミングか」、「作戦はどうするか」などの相談が発生する。

これらによって発生する他の人が考えた作戦や行動を知れるということがとても面白い。作戦を聞いている中で「新たな作戦が思いく」、「新たな視点からの考え方を知る」ことができる。そこでプレイヤーへの尊敬や共感などいろいろな感情が湧いてくるのである。

5.世界観と人族の多様性

この世界観は簡単に説明すると「剣と魔法のファンタジー」である。ソード・ワールドでは人と一括りにしても「人」、「エルフ」、「ドワーフ」、「人造人間」など様々な種族が存在し、敵モンスターにも「ドラゴン」や「ゴブリン」などファンタジード直球を進む作品である。

やはり、魔法には今でも憧れてしまったり、ドラゴンスレイヤーという響き心を熱くしてしまう。こういった子供心をくすぐるファンタジー感あふれる世界観にはどうしても惹かれてしまう物がある。

 

最後に、ソード・ワールドは今も成長を続けているコンテンツである。つい最近、ソード・ワールド 2.5 が発売されたばかりなので私も購入し友人を誘ってプレイしたいと考えている。もし周りに遊ぶ人がいないのであればお問い合わせからでもよいのでご連絡いただければいつでもご一緒させていただきたい。

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